先生の子供達を救う思い
笠原先生が番組の中でこんな事をおっしゃってました。
・やるのでない、やりきる
・覚悟を持つ
・自分にはこれしかないんで
ドクターと整体師を一緒にすんな!と言われそうですが、この3つが僕と同じでとても共感し感動しました。もちろん、命の危険がある生体肝移植と頭痛では病気の質が違う。
でも、頭痛になった人間ならわかるけど頭痛で学校に行けない、大人であれば会社行けない、学校は半年以上休んでる。
そんな状態の患者さんがいるって事です。命の危険まではないもののそれはツラいものです。
僕も5歳から頭痛になり痛みがマックスの35歳の時、頭痛が全く治らず薬物依存性になり家業である築地の仕事を何日休んだか?
1年間毎日午前中だけの勤務にしてもらいました。父が社長だったんで多少考慮してくれたと思います。あの時の父にはホントに感謝してます。
話はそれましたが、笠原先生と自分の決定的に違う事は僕はここまで患者さん、子供達に寄り添い覚悟を持って頭痛と戦ってるか?
そこが疑問になったと同時に恥ずかしくなりました。
笠原先生は助ける事が出来なかった患者さんは絶対に忘れないとおっしゃっています。これは、僕も同じ。
年間240人来る子供たちのウチ、毎年、1人、2人は治せなかった子供達がいる。忘れた事ないですね、治せなかった子って。
結局、最後は自分の力不足でしかない。その子達に懺悔の意味、そしてこういう事にならぬよう、更に技術を磨く。毎月、研修、セミナーに通うのはそのためです。
それから僕は治せなかった子供達のカルテはロッカーの奥にしまう。いつまでも治せなかったと自分を責めて落ち込んでも、過去は戻ってこない。
出直す意味、イチからやり直そう。という願いです。
でも、笠原先生は子供たちの写真をロッカーに貼って手を合わせておられます。もちろん、頭痛で亡くなる事はよほど脳に問題がない限りはありません。
でも、ロッカーに封印ってどういう事?恥ずかしくなりました。放送見た翌日。カルテを取り出し1番上の目立つところに置き、こころに刻む事にしました。
覚悟を持ってるか?
定休日の昨日、いつもは早朝から運動して昼はランチ食べて午後は図書館で本読んだり。昨日は久しぶりに1日、「覚悟」を持って取り組んでるか考えました。
師匠の真体療法 野村忠司先生に昨日電話して技術的指導を受けました。「本屋先生、日本ではトップクラスの頭痛治療家だけど、まだまだですね、頑張って」と。師匠ありがとうございます。(泣)
今日も。。。
今日の小児頭痛の患者さんは、11歳が2人、12歳が1人、計3人。今まで以上に覚悟を持って患者さんと向き合っていきます。こんな番組を提供してくださるNHKに感謝します。再放送は21日。まだご覧になってない方、治療家さんだけでなくぜひ、ご覧になってください。(^ ^)
追伸
かみさんに「昨日のプロフェッショナル観た?」とダメ元で聞いてみた。。
かみさん「観たよ。私、ずーっと泣いちゃった!」だって。嬉しかったなぁ。
http://www.nhk.or.jp/professional/2017/0710/index.html
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お電話ありがとうございます、
かつみカイロ整体院でございます。