あなたはご存知か?「牛丼専門サンボ」なくして真のB級グルメは語れない!

牛丼戦国時代 牛丼専門サンボ外観1 牛丼と言えば吉野家、松屋、すき家など三大チェーン店が有名ですが、どれも似たり寄ったりで実際どこがいいんだか? これって治療院業界も一緒だ。みんな同じ事をホームページで書いてない?個性が全然ないですよね。(^^;)私もそうならないよう気をつけないと。(汗 話はそれましたが個人的に牛丼はやっぱり吉野家が好きです。松屋、すき家に比べて割高感は否めないけど私には一番美味しい。 ちなみに築地市場場内にある吉野家1号店は味が違うんです。うまいんですよね!量も他の吉野家さんより若干多い気がする。 多分、常に満員だから回転がいいからか肉が煮詰まる事なく美味しいのだと思う。まだ、夫婦で築地で働いてた頃は週二、三回食べてたっけ。 魚の仕入れが終わりかみさんに「昼、何にすっか?」って聞くと「今日は時間ないし忙しいから牛丼買ってきて!」とか。 真冬の寒空の中、配達に使ってた愛車のトラックの前で二人で座って発泡スチロールの魚の箱をテーブル代わりにしてよく食べたなぁ。 休み明けや連休前の忙しい時は決まって吉野家の牛丼でした。懐かしい。 そこで今日は私が20代の頃から通ってるコアな「牛丼」を紹介しますね。牛丼専門サンボ「知る人ぞ知る」、知らない人は完全にノーマークのお店だと思う。

B級グルメの王者!?

今から25年前位だろうか?ここ秋葉原に異彩を放つ牛丼屋さんがある事を口コミで知り行ってみた。今でこそアキバはメイドさんの街になっているが、昔は電気街だけだったのだ。これ秋葉フリークの私には結構悲しい(泣) 1980年代、オーディオ、アマチュア無線が全盛期。小学生の頃から半田ごてを持って「手作りラジオ」を作るのが趣味だった私は高校1年生から当時趣味の王様と言われたアマチュア無線にどっぷり浸かっていた。 今では無線も年に1回程度しかやらなくなってしまったけど。昔はサトームセン、石丸電気、ラオックスが流行ってよかったなぁ。テレビのCMでもよくやってた。

厳粛な空間の店内

さて、前置きが長くなってしまいましたがいよいよ牛丼サンボについて紹介します。ちなみに過去、gooブログ、ココログ、アメブロでも紹介はしたけどワードプレスで改めて。。。 ここのお店は正直、一見さんはキツいと思う。ハードルが高いの事実。それでも先代から二代目に変わって随分難易度は下がったかな。2ちゃんでは、マスター、奥さん、息子さん?に名前が付いてて 先代    ムッシュ 奥さん   マダム 息子さん? ギャルソン  と言われている。以下、文中はムッシュ、マダム、ギャルソンで書きます。 ギャルソン。多分、ファッションのコムデギャルソンとは関係ないと思うけど真偽はわからずです。ここ数年は先代のムッシュが引退、息子さんかと思われるギャルソンが継がれたようですね。 しかし、事実上、マダムがドラクエで言うならラスボスですよ。ラスボス。ゾーマか?怒らすとコワイよー☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆実際、ウチのかみさんよりコワイかもしれません(笑)

サンボにはルールがある。

・2年位前から券売機になったが食券買って着席後はマダムが声をかけるまで絶対にこちらから「牛丼、並ね。」とか声をかけてはいけない。マダムから「ちょっと!待って!」っと言われ険悪な空気になる。 店内でお客さんも凍りつき静まりかえるのでガチで注意!あくまでマダムが声かけるまでじっと待つ。長く待っても3分程度待てば声かけてくれます。見てないようでちゃんとお客さんの入ってきた順番見てるから大丈夫です。 ・水はない、薄くてぬるいお茶だけ。真夏でも水は出ません。「お水ください!」言えばくれるかもしれないが25年通ってる私は今まで水を頼んだお客を見た事ない。空気的に頼めんの(⌒-⌒; ) ・携帯電話禁止 今は通話さえしなければOKだが、5年位前まではウォークマンのイヤホンつけてるのダメ!携帯いじってるのも微妙だった。携帯で通話なんてしたらギャルソンに表に締め出されます。 私はそれでお客さんと言い合いにあり喧嘩、もう殴り合い寸前までいくの3回見ている。マダムも当然静かに怒っている。ここのお店は黙って食べて黙って帰る。いわば「ラーメン二郎」に似てますね。 ただ、それって当然の事と言えば当然ですよね。お店で携帯でしゃべってたら他のお客さんに迷惑だもの。お客さんの代わりにギャルソンが対応してくれてるのです。

肝心のお味はどうか?

これは私的には三大チェーン店より美味しいし、なによりボリュームがすごい。肉肉しい感じでちょっとケモノっぽい感じは好き嫌いがあるかもしれません。紅ショウガと味噌汁はやっぱり合いますね。 吉野家さんの大盛りがサンボの並かな。それでも先代のムッシュの時より若干盛りが少なくなった気がする。

価格表

メニュー 全て税込 2018年11月9日現在 牛丼  並 500円 大 600円 お皿(ごはん付き)550円 牛皿(ごはん付き)750円 みそ汁 60円 玉子  60円 どれを注文するか悩みますが個人的に初回は並で二回目以降はお皿(ごはん付き)がおすすめでしょうか。なぜなら初回は並でサンボのノーマルを味わい、三大チェーンと比較、二回目はボリュームもあって割安感のあるお皿がいいと思う。 お皿と牛皿はしらたきと豆腐がついてて人気です。お皿は吉野家さんで言うと「並の牛皿+ライス」になる。「牛皿」はただ大盛りになっただけ。「大盛りの牛皿+大盛りライス」になります。 私はいつも牛皿、みそ汁、玉子を注文して合計870円(税込)です。かなりお腹いっぱいになるからいいですね。トッピングに用意されている紅ショウガは一般的なまっ赤な、いかにも合成着色料でーすみたいな感じでなく薄いピンク色。カラダにはこっちのピンク色の方がいいでしょう。

なぜ厳粛な空気なのか?私なりに検証してみた

10年前のサンボはそりゃ愛想いい店でもないし上から目線かな?って感じもあったが二代目のギャルソンになってからずいぶん柔らかくなった気がする。券売機導入前は吉野家さんと同じで口頭で注文した。 それゆえマダムが声かけるまでじーっと待つのは「何で飯食いに来てこんな緊張しなければいけないのか?」と思った事もあった。でも、多分私が思うに基本、牛肉って値段的に高い訳だし、おカネをいくらでも出せるなら最高級の牛丼を提供できる。 でも、みんな少ないおこづかいの中、牛丼を食べに行く。それなら財布に優しくてたった500円でお腹いっぱいにしてくれてしかもおいしい!そんな牛丼を作って食べてもらいたい! 「真剣勝負で牛丼作るからお前達心して食え!」と言う先代のムッシュとマダムのメッセージのような気がしてならない。それを受け止めて私達は牛丼をいただく必要があるのだと思います。 そしてそのサンボ魂は現在、二代目のギャルソンへ受け継がれている。

サンボに学ぶ経営術

サンボのどこが魅力的に感じるかというと軸が全くぶれないところである。「牛丼専門」サンボ5大手三大チェーンが280円まで値下げしようがお構い無し。頑なに400円をキープ、現在は500円でやはりチェーン店より割高感は否めない。しかし、そのおいしさ、ボリュームを見ればむしろお買い得かと思う。 大手のあっちが値下げすればこっちも値下げする。カレーを出せばこっちもカレーを出す、あちらがネギを使えばこちらもネギを使う。真似しんぼで見てるとおかしくなる。(^^;; これは私の治療院業界も一緒ですね。どこも一緒でホームページで書いてある内容は大して変わらなく患者さんはどこがいいのかわからずさまよってるような気がします。 結局、業種が違うだけでお客さんが求めてるものを提供できればファンになってくれる見本ですよね。私はそこを提供できてるのだろうか?心配(^^;; 最後はちょっと堅苦しくなってしまいましたがB級グルメの王者である(私が勝手に思っている)牛丼専門サンボ。まだ、行ってないあなた!ぜひ行ってみて。そこにはお店の牛丼への思い、サンボ魂を感じます。(^ ^) https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13006063/
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